らくポンです。
CATIAでのソリット形状からの抽出サーフェースのコツを解説します。スケッチの円には少し癖があるので要注意です。
抽出へのスケッチへの関係について
まったく同じ履歴形状ですが抽出形状が変化します
伝播なしで抽出した結果を見ると
左のパイプでは片側だけ抽出されています。
この違いはスケッチの作図方法に影響されています。
スケッチ要素の違い
通常は円のコマンドで作図すれば
1つの円になります。
右側のパイプ(PIPE_2)はこの状態でパッドを作成しています。
左側のパイプ(PIPE_1)のスケッチでは分割して2つの円にしています。
2つの要素になるのでソリットも円弧で抽出できる様になります
POINT
円筒形状はスケッチ要素を2分割すると抽出が管理しやすい。
円のスケッチは1つの要素と認識される
円のスケッチは1つの要素と認識される
別々に抽出できると管理しやすいのでおすすめです。
作業が進んだ後で変更するとエラーのもとになります
サーフェースを分割すれば良いですが複雑な形状になると複雑な履歴になります。
わずかな手間ですがおすすめです。