ソリットモデリングの考え方
「なんとなく形状のイメージはあるけど どこから作ったら良いかわからない」
そんな時はとりあえず一部の形状をとりあえず作っていきます。
作る順番は後から考えたらいいんです。
ソリットモデリングの考え方は製品形状をグループ化することです。
基本操作に平面に描いた囲まれた線から立体にするコマンドがあります。
このブロックをどの様に組み立てるかのイメージを持てるかが重要ですが
でも全体の形状が分からない状態でR形状を作ったり細かい形状を進めてしまうと
順番を入れ替えたくなった時に大きな変更時間がかかってしまいます。
履歴がある3DCADのメリットは順番の入れ替えが簡単にできることなので
カクカクの形状でいいのでとりあえず作ってみたらいいんです。
レゴブロックみたいなものです。
一度作ると作りやすい順番が見えてきますので
もう一度バラバラにしてそれぞれの部品の細かい形状を作っていきます。
デジタルの良いところは過去に戻すことが簡単な事なんです。
失敗しても戻せば良いだけなのでどんどん作りましょう。
初心者の内はこまめにファイルをセーブします。それも上書きではなく別のファイルとしてです。
そうすれば失敗してもデータを捨ててしまえば良いのでいろんな作り方を試すことが出来ます。
3DCADのテクニックは作り方のパターンを体感することです。
1個のデータを1週間かけてじっくり作るより何度もいろんなパターンで作ることに集中すると短期間でツールの使い方を覚えることが出来ます。