フィレットのエラー原因  その①

Rのエラー原因を知ることはレベルアップに必要不可欠です

まずはスミRを入れたときにエラーになる原因を理解しましょう

ソリットでフィレットを入れると図の赤色部分が自動的に埋まるイメージになります。

スミRのサーフェスだけでは穴ができてしまうので図の青色の面が延長される範囲が赤色の部分です。

サーフェースモデリングの経験があると良くわかると思いますが

青色のサーフェスをトリム解除してフィレットのサーフェスとトリムする作業が自動で行われる感じです

 

青色の面の範囲に収まるRであればエラーになりませんがそれを超えるとサーフェースが自動で作れずエラーになります。

黄色の面が自動的にできればよいのですが緑のボディでカットされているので出てきません。

対策1
履歴の変更でフィレット3のRをボディ2に先に追加する。Rが入った状態で差をするのでRでのエラーがなくなります。

 

 

対策2

 

 

ボディ2の高さを変更してドラフト1の面が残るようにする。
黄色の面が残るのでRが大きくてもエラーになりません

 

参考データ 無料ダウンロード  CATIA V5 R26

例1  3D_manual_R_err_R26_case1

例2  3D_manual_R_err_R26_case2

 

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