3DCADの機能をすべて覚えないと3Dデータが作れないと思っていませんか?
複雑な形状でも使っている機能は基本的なツールのみで作っていることが多いです。
- スケッチ(2Dの線を作図します)
- パッド(押し出したり回転させてソリット形状を作ります)
- ドラフト(抜き勾配の追加します)
- フィレット (Rを付けます)
- ブーリアン演算(和、差、積 で 足したり引いたりします)
この5つの機能が使えればかなり複雑な形状まで作ることが可能です。
まずは基本機能でどれだけ作れるかをマスターしてから他の機能を覚えればいいんです。
CAD認定など資格を取るなら覚えなければならないことが多いですが
実務では業界によって使うコマンドが偏る場合もありますので
実際に仕事をしながら使うコマンドを最適化することになります。
短時間でモデリングするためには便利な機能を使いこなすことは重要です
でもほとんど使わない様な機能まで覚えても役立つのでしょうか?
とりあえず、どんな機能があるかだけ覚えてください。
詳細の操作方法はヘルプを見ながらでも作業できます。
作業中に基本コマンドでは作りにくかったり手間がかかる作業があったときに
使える機能を思い出せることが重要です。
便利な機能があることを知らなければ使うことが出来ません。
スキルの高い人は作り方の引き出しが多いので迷うことなく最適なツールを選択して短時間でモデリングします
そこまでレベルを上げるのは経験値しかありません。
初心者がすべてのコマンドを覚えるのは無駄です。
そんなことに時間を費やすなら基本操作を覚えたら3Dデータをいろいろ作るべきです。
3Dモデルの基本的な考え方 + いろんなパターンを作った経験値 がすべてです。
基本操作なんて1日で覚えて
いろいろ作ってみましょう。
同じ課題を違うやり方でやってみたり、2回目ではどれだけ短時間で作れるか試したり。
3DCADは操作に慣れることを最優先にしましょう。
便利な機能は職種に寄って使わないことが多いので仕事に合わせて覚えていけば十分です。
最初に覚えても使わなければ忘れます
どんな勉強も同じですがインプットしたスキルを繰り返すことで定着します。