CATIA認定試験の内容がどんなものか気になりますか?
認定資格がないと実務ができない というものではありませんので
資格を取ることが必須ではありませんが自分のスキルを客観的に見せたい場合にな有効かもしれません。
ダッソーシステムズのサイトでバーチャル試験を無料で体験することが出来ます。
実際の試験での出題方式を理解するのとができます。
試験方法がどんなものか体験できるので興味がある人はやってみましょう。
一部CADデータをダウンロードして操作する必要がありますのでCATIAが操作できる環境が必須になります。
パートデザインではソリットモデリングとアッセンブリーの課題を体験できます
アッセンブリーの課題はダウンロードしたCATIAデータを使用しますがソリットモデリングの課題は2D図面から3Dデータを制作するので他のCADでも作業できます。
体積、重心を求めて回答しますので
測定機能があるCAD必要になります。
なので基本的にはCATIAを操作できる環境が必要になります。CATIAユーザーが対象者なので。
ダッソーシステムズのサイトにアクセスします https://3dexperience.virtualtester.com/#home
クライアントソフトのダウンロード
ページの右上のアイコンからダウンロードします
インストールが完了したらソフトを起動します
ユーザー登録します
使用ソフトを選択
CATIA以外にSOLIDWORKSも選択できます
サンプル試験の種類を選択
CATIA V5 では Part Design , Surface Design の2種類サンプルがあります
試験開始
ここで試験開始をクリックすればバーチャル試験がスタートします
CATIAを起動した状態で開始しましょう
出題イメージ
2D図面からデータを作成して重量を回答欄の中から選択か数値入力します。
基本は データ制作 → 測定 → 回答 の流れです。
実際の試験では形状は違いますが同様に測定した体積や重心を回答するスタイルになります。
形状が間違っていれば体積が合わないので測定結果を元に正解を判断するシステムです。
回答時間は十分ありますので落ち着いて作業すれば大丈夫です。
実際の試験はパートデザインだけで105分ですがサンプルはパートデザインとアッセンブリーを合わせて120分までOK。
問題を進めた後に間違いに気が付いた場合は戻って訂正可能です。
画面イメージはこの様な感じ
左に出題があり、右側に図面と完成形状の画像を確認できます。
2D図面に慣れていなくても3Dの画像があるので分かりやすいと思います。
基本的には3面図では指示されるので試験前に3面図の基本的な見方だけは理解しておきましょう。
作成方法は問われませんが変更しやすい作成方法にしておきましょう。
後半はアッセンブリーの配置と重心の測定です。
終了するとすぐに判定結果が出ます
何回でもできますが問題は同じです
初心者でも大丈夫
- スケッチ
- パッド
- チャーファー
- ポケット
- ブーリアン演算
- 測定(体積、重心)
- アッセンブリー拘束
とりあえずこれだけ知っていれば大丈夫です。
1問だけドローイング(コマンドについての選択問題)があるので
どんな機能があるか知っておく必要はありますけど。
無料なのでやってみてください。
チャレンジしたい方はCATIAの購入先に相談してみましょう。
CATIA Part Design Exam
CATIA:V5R19以降またはV6R2013X
所要時間:105分
対象者:CATIAユーザー
推奨準備コース:
CATIA V5 FundamentalsまたはCATIA V6 Mechanical Design Fundamentals
試験の説明:試験には、基本部品、中間部品、高度部品のモデリングと修正に焦点を当てたいくつかの問題セットが含まれています。
基本的な製図の原則に関する複数の選択肢の質問も含まれています
取り上げるトピック:
スケッチの機能、ツール、関係
パッド、ポケット、シャフト、フィレット、面取り、パターンなどの基本的なドレスアップ機能…
ジオメトリ、スケッチオフセット、材料、メジャー、質量特性の分析と修正…
ビュー、寸法、タイトルブロックなどに関する質問の作成
CATIA:V5R19以降またはV6R2013X
所要時間:105分
対象者:CATIAユーザー
推奨準備コース:
CATIA V5 FundamentalsまたはCATIA V6 Mechanical Design Fundamentals
試験の説明:試験には、2つのアセンブリの構築と変更に焦点を当てたいくつかの問題セットが含まれています。
基本的な製図の原則に関する複数の選択肢の質問も含まれています
取り上げるトピック:
アセンブリの作成と変更:
ベースパーツの配置、コンポーネントの挿入
制約、参照ジオメトリ
アセンブリの主要パラメーターの変更
分析、測定、干渉、交換…
製図:ビュー、部品表、分解図…